2022年11月16日〜18日にかけてInter BEEが開催されました。
ことしは例年にもまして、機材の小型化や、個人クリエイター向けの機材が多く出てきていたように感じました。
また、クラウドストレージを用いた映像伝送システムなどがさまざまなメーカーから出ており、撮影から編集までの流れに変化が起きているように感じました。
そんな中、これは面白いと思ったのは、LibecのHSシリーズ。
写真はLibecのHS-150にSONYのミラーレス一眼カメラが乗っております。
写真では伝わりづらいものの、この状態で前オモかな?と思いきや、ピタッと止まっているんです。
ティルトロックは、かかっていません。
これはレンズがナナメ下を向いている状態ですが、この後カメラについたプレートを前後一切動かさずに、上を向けてあおりの状態にしてみました。
それでもバランスは崩れず、ティルトもロックせずにカメラはピタッと止まったまま(!?)
一眼系のカメラを三脚に乗せるとどうしてもバランスが取れずに、カメラと三脚のプレートの間に、さらにManfrottoのDVプレートなどをかませないといけない・・・とか考えますが、これは必要なし。
普通こんな見た目の位置にカメラを乗せたらバランスが取れなくて前オモでカメラがジワー・・・っと前に倒れていきますよね。
でもこれはそうならなかったんです。
PERFECT BALANCEと謳っているだけあります。
割とコンパクトな機材編成を必要とする現場では、登場シーンの多い一眼カメラ。三脚も非常に大事ですよね。
いったいどんな仕組みなんだろう・・・気になった方はぜひ調べてみてください。
他にInterBEEといえば、いつもみてしまうのはこちらのコーナー。
みているだけでほっこりしますね。
メタルトイズさんの箱馬屋さんです。
なぜか一度は訪れて、やっぱり箱馬っていいなあって感じてパシャリ。
職人さんの作る箱馬は手触りも違いますね。
Inter Beeはなるべくいつも行くようにしていますが、機材の移り変わりのスピードには驚きを隠せません。
そういった意味でも、年に一度数々の映像機器メーカーが集うこの場所に訪れることは、とても刺激になります。
隗スタッフ