先輩の声STAFF VOICE

松田賀伯

2008年5月入社

NHK映像取材部 所属

主な作品

  • NHKスペシャル
  • クローズアップ現代
  • 小さな旅
  • 目撃日本列島
  • 震災ドキュメント(NHK)
  • NNNドキュメント(日テレ)
  • 土曜スペシャル(テレ東)

「30歳になっても納得のいく映像が撮れなかったら辞めよう」営業職の内定をもらっていた私は思いきってマスコミの世界に飛び込んだ。

平成7年「オウム真理教」の強制捜査がカメラマンとしてのデビューでした。中核施設があった山梨県旧上九一色村で約2か月の間、何も分からずただがむしゃらに撮影していた私にとって各局の夕方ニュースに衝撃を受けたのを今でも忘れられません。

世界中を震撼させた事件とあって各局のエース級が毎日送られてくる現場。いいポジショニングを取り狙い通りの映像が撮れたとしても、未熟だった私には考えつかないポジショニングと画角で本質に迫る映像が毎日のように流れ常に挫折感を味わっていました。

あれから20年、40代半ばを迎えた私は一度として「納得のいく」映像を撮れたことはありません。日々違う現場に違う人々、歓喜もあれば絶望も、また生の瞬間そして死の瞬間…。何が納得できて何が納得できないのか?

人々との距離、画角、ポジショニングなど経験をすればするほど何が本質をつくのかつかないのか?人それぞれ感じ方は違い、また20年前と今とでも違う…考えるほど難しい…だから面白い。

技術職でありながら人々と接することが多く、技術を駆使する以上に人々の「想い」をどう表現するかに力を注ぐ仕事のように思います。 やりがいは十分にあります。

北川 湧

2013年4月入社

音声・照明スタッフ

弊社は映像制作の中でもENGという名称の業務を行っております。簡単にいうとロケ業務です。ロケ業務というのは、ほぼ毎回現場が異なります。普通、関係者でないと出入りできないような場所や、都内に限らず日本各地に行くことができます。このような所が面白い点だと思います。

ただその反面難しいという点でもあります。毎回現場が違い、その都度で撮影環境を設定する必要があります。音の収録方法、照明位置、角度、背景など、確実な正解がないと考えています。

正解がないので、そこで自分の妥協が出てしまうと、納得した映像が作り出せなくなってしまいます。仕事で妥協しない、納得した映像を撮るという事はとても難しいです、難しいからこそ、自分の中でのこだわりを強く持つことが一番大事だと思います。強い意思と責任感があると心地よく仕事が出来るのではと思います。